今日は薬剤師なら知る人ぞ知る良書
「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100」を紹介していきます!!
この記事を読むとわかること
- 薬の比較と使い分け100とはなにか
- 薬の比較と使い分け100のおすすめポイント
- 薬の比較と使い分け100をぜひ読んで欲しいのはこんな人
薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100とは?
もうこちらは皆さんご存知の1冊かと思います。
2017年の発売開始から重版は何度もされている大人気の本です。
薬学書の置いてある本屋さんや学会の書籍コーナーで1度は目にした方も多いかと思います。
Twitterでも有名な児島悠史先生(Fizz先生)の1冊。
100のテーマに分けられていて、類似薬や同種同効薬の比較がされています。
おすすめポイント
実際に読んだ(現在3周目中)ちゃそがオススメするポイントは
- 「テーマ」とそれに対する「Answer」が端的でわかりやすい
- 補足として図で比較されていて視覚で理解できる
- 「advice」のコーナーが服薬指導にも活かせる
- 「こぼれ話」で+αの知識が得られる
- 最後に載っている「Point」で要点の復習ができる
- 「添付文書・IFの比較」で対象となっている薬同士の比較がしやすい
- 参考文献も載っていて、後で自分で調べたり勉強するときに便利
本当はオススメのページを画像付きで紹介したいくらいですが、それはできないのが悔やまれる😭
中身が気になる方はぜひ参考ページが見れるので上のリンクから飛んでみて下さい。
添付文書やインタビューフォームに載っていない情報もあり、Dr.の処方意図を考える面でも役に立ちました。
そして何より服薬指導に活かせる情報もあるので知識としてインプットして患者さんにアウトプットできるとなお良いかと思います。
ちゃそ自身はインプットした知識は「治療薬マニュアル」という本にふせんに書いて貼ったり書き込んだりしていますが、今はNotionにまとめていますが薬の知識と使い分け100で得た知識もそこにプラスしています。
そして「書籍版は重たい」や「紙媒体はあんまりなあ」って方にはKindle版もありますよ〜✌️
こんな方はぜひ読んで!!!
- 新人薬剤師や若手薬剤師
- 産休や育休等で現場を離れているが復帰予定の方
- 基礎に立ち返って勉強したい中堅〜ベテランの方
こんな薬剤師にはオススメできる1冊になっています。
新人薬剤師はその日自分の職場で見た薬、職場に在庫があったり頻繁に処方がでる薬からでも良いので見ておくと薬についての理解が深まります。
実は薬学生にもおすすめしたい1冊
この本は薬剤師だけでなく薬学生にもおすすめできる1冊です。
特にこれから実務実習前の4年生や実務実習中の5年生にオススメです。
この本の中では薬の名前が最初に登場した時は必ず一般名も伴わせて書いてあるので、一般名(成分名)で習っていたり覚えている薬学生にも分かりやすくなっています。
なのでいちいち商品名じゃ分からない!→成分名を調べるってことをしなくて済むのでサクサク読めますよ😆
実務実習で出てきた薬が現場でどういう風に使い分けられているか理解できて勉強になります。
薬理、薬治、実務の勉強としてもタメになる部分があると思います。
実はもう1冊
児島先生の「使い分け」シリーズは実はもう1冊あります。
OTC医薬品の比較と使い分け
こちらもわかりやすく勉強になる1冊です。
薬剤師のみならず登録販売者の方にもぜひ読んで頂きたい内容です。
こちらの紹介はまた別の機会にしたいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
とってもおすすめな1冊です。
気軽に学べる内容になっていますので是非一度ご覧になられると良いでしょう😆
ではでは今日はこの辺で。
最後までお読み頂きありがとうございました‼︎